渚フォルデッシモ(2)

渚フォルテッシモ〈2〉 (MF文庫J)

　あー、この感覚は、いくら甘いものが好きだと言っても、一度に大量に食べ過ぎると胸焼けを起こす苦しみに似ていますね。もう、お腹一杯を通りこして苦しいです。
　さて、今回は渚のツンデレっぷりが爆発した巻でしたが、いくらなんでも、これはやり過ぎだ。いや、ラブコメやツンデレなヒロインは読んでいて面白いのですが、本筋であるはずの魔物退治が関わってくると物語のテンポが崩れる感じがするのは自分だけでしょうか。うーん、魔物退治云々はもう一切合財無視して、渚や大地たちの掛け合いだけを楽しめば良かったのだと思いますが、魔物退治の話が加わってくるタイミングに、どうしても違和感を覚えてしまって、イライラしてしまいました。
　物語の内容とか関係なしに渚のツンデレっぷりや、ラブコメだけを読みたい人にはお勧めできますが、この巻ですでに許容量を超えてしまった自分は、もうついていけないと思います。
　とりあえず、今後は様子を見ようと思います。