七王国の玉座(2)

七王国の玉座〈2〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

七王国の玉座〈2〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

 やっぱり、この小説は凄い! 一巻を読んだ時にも感じたことですが、このシリーズはとんでもなく面白くなると確信できる要素が、物語のあちこちから、ひしひしと伝わってきます。
 サンサ、エダート、ブラン、ケイトリン、ティリオン、アリア、デーナリスと、性別や年齢、立場などが全く異なる登場人物達の視点を中心に、目まぐるしく展開する物語。大陸の北部に建てられた『壁』、『壁』向こうの世界、『ドラゴン』、ラニスター家の暗躍、子供達が一人一人が見せる成長など、まだハッキリと語られていない部分が多いですけど、初めてファンタジーに触れた時の気持ちを思い出すほど面白かった!
 何をどう語れば、この本の面白さが伝わるか分からないですけど、とにかく読まなきゃ損します。
 単行本から毎月文庫化されているので、単行本を買えば続きが読めるという誘惑に負けそうです。