ドリームノッカー
- 作者: 御影,若月さな
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
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学園祭を間近に控えたある日、演劇部に長年伝わる芝居「トイボックス」の練習中にちょこの携帯電話に不振な電話がかかってきた。
「早く私を見つけて」
突然のトラブルに芝居は中断され、部長はちょこに事件を解決するように依頼する。最初は部長の依頼に戸惑っていたものの、ちょこは友人達の助力を得て、事件解決の糸口を見つけるが――
表紙を見た瞬間、百合っぽくて嫌だなあ、と思いましたが御影という名前につられて購入。でも、御影瑛路とはまったくの別人でした。うーん、騙された。同じ文庫で似てる名前とか紛らわしい。
物語の方ですが、最初は謎解きをして、きちんと事件を解決していたのに、中盤で突然の路線変更。40年前、5年前、現在と、3つの時間軸をうまく絡ませながら事件を解決していくのか、と思っていたら、最後は……。うーん、ネタばれになるので言及しませんが、なんか反則技を使われた気分です。これでは、夢オチとほとんど変わらないような気がします。