お隣の魔法使い 始まりは一つの呪文

 ほのぼのとした雰囲気がよいと評判の作品だったので、購入してみました。
 内容の方は、メアリーが春夏秋冬を通して隣人のトゥックトゥイックと不思議な体験をしていくという短編もの。うーん、こういう雰囲気の話は好きなんですけど、一話一話の間隔が開きすぎていたせいか、ちょっと物語にのめり込めなかった部分があって、少し残念でした。
 でも、
 「ツクツクさん」
 「トゥックトゥイックです」
 と、評判の微笑ましい掛け合いが見れたので良かったと思います。物語のオチもほのぼのとした雰囲気の物語ならではのものでしたし、こういう話なら次も買ってみようと思います。